2023年5月に住友林業でマイホームを建てました!
テクノロジー

住友林業のビッグフレーム構法を体感しにテクノロジー展示場へ行く

住友林業で不動産屋と設計士さんを紹介してもらってから数日後、世田谷区にある住友林業のテクノロジー展示場に行ってきました。

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住友林業

ビッグフレーム構法(BF構法)

この施設は、住友林業の特徴的な独自構法であるビッグフレーム構法(BF構法)を体感することができる展示場です。

BF構法は、”木質梁勝ちラーメン構造”という構造形式で、一般的な木造の家よりも強い構造体で家を建てることができます。

詳細な内容は後日、記事にしたいと思いますが、簡単にいうと通常の5倍もある柱を使用して、高い耐震性を確保しつつ、間取りの自由度をあげている構法です。

テクノロジー展示場の館長が言うには、木で重量鉄骨と同じ強度と間取りの自由度を実現しているそうです。

このBF構法の性能を映像や実験で体感できるのがテクノロジー展示場です。

テクノロジー展示場

BF構法について

テクノロジー展示場に入ると、まずシアタールームで映像を見させられます。

内容はBF構法についてで、5分〜10分くらいの映像でした。

その後、場所を移してテクノロジー展示場の館長によるBF構法の説明が始まります。

① 通常の5倍あるビッグコラムという柱を使用している
② 木で重量鉄骨なみの強度・大開口・大空間を実現している
③ 重量鉄骨に比べて軽いため地震の時に揺れにくいし揺れてもすぐ収まる
④ 重量鉄骨に比べて薄いため室内空間が広い
⑤ 木は熱伝導率が低いため熱を通しにくい
ざっくりこんな感じのことを説明されました。

シロアリ対策について

他にもシロアリ対策の考え方を説明してもらいました。
他ハウスメーカーの場合は家の中に侵入したシロアリをどう駆除するかという考え方らしいのですが、住友林業の場合は、シロアリをどうしたら家の中に侵入させないようにできるかという考え方をしているそうです。
(出典:住友林業
べた基礎の下に敷いた防蟻防湿フィルムによってシロアリの侵入を防ぎます。
(出典:住友林業
さらに建物の周囲にパイプを埋設し、そこから防蟻薬剤を注入していきます。
通常は床下に薬剤を散布するため、建物内部で薬剤処理を行うことになり、シックハウス症候群の原因になったりするのですが、この方法なら、その心配がありません。
シックハウス症候群とは建材等から発生する化学物質などによる室内空気汚染によって生じる健康被害のことです
薬剤も特殊な防蟻薬剤を使用しており、巣ごとシロアリを根絶することが可能です。
(出典:住友林業
防蟻薬剤の再施工も通常は5年に一回のところ、住友林業では10年に一回とメンテナンス費用が抑えられるようです。

外壁について

住友林業の外壁は大きく分けて3種類あります。

① サイディング
② シーサンドコート(吹付)
③ タイル
このうち②と③の外壁に関しては”きづれパネル”という住友林業が独自開発した壁下地材が使われています。
細長い板状の木材を、格子状に斜めに貼り重ねた壁下地材で、「通気層」から湿気を屋外へ排出します。
住友林業の研究開発をおこなっている職員の方の多くが、”きづれパネル”が過去最大の発明だとおっしゃるくらい凄いパネルらしいです。
注意しなければならないのは、サイディングには”きづれパネル”が使われないということです。
サイディングは一番安い外壁ですが、コストを重視して、性能を下げるくらいなら、標準のシーサンドコートを選択した方がいいと思います。

その他について

他にもネジが緩まないような工夫がされていたり(ちょっとうる覚えなのですが、ネジとビスの間にパッキンみたいなのをして構造的に緩まないようにしているような感じでした、、、汗)、外壁が衝撃に強かったり、床の遮音性が高い構造になっているなど、住友林業の技術力の高さを色々と説明してもらいました。

テクノロジー展示場まとめ

住友林業の展示場なので、いかに住友林業の技術力が凄いか、無駄に価格が高いだけではないということをプレゼンされた一日でした。笑

良いことばかり説明されましたが、もちろんデメリットもあると思います。

ネットで検索すれば、その辺のことは色々と出てきます。

SHOEIが調べた限りでは、どこのハウスメーカーもメリットデメリットはあり、住友林業だけ、致命的なデメリットがあるとは感じられませんでした。

住友林業の技術について色々と勉強になったので、テクノロジー展示場に行って、本当に良かったなと思います。

土地について

土地について不動産屋から連絡があり、なんと値引き交渉に成功したそうです。

2,580万円の土地が2,500万円で購入することができました。

交渉してくれた不動産屋の営業さんに感謝です。

あの時、値引き交渉することを選択して本当によかったです。

次回の予定

これであとは住友林業の設計プランと見積金額が納得できるものであれば、いよいよ請負契約を結ぶことになります、、、

と思っていたのですが、積水ハウスの営業さんから連絡があり、もう少し詳細な設計プランや見積金額を提案したいと言われました。

前回、提案された内容があまりにもお粗末だったので、次は期待して良いのでしょうか?

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とりあえず、住友林業の設計プランと見積金額を見た後に、積水ハウスのプランを見ることになりました。

これで納得できる方と請負契約を締結したいと思います。

次回は、住友林業の設計プランと見積金額についてお話ししたいと思います。

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